当院のブログ
円錐角膜用特殊レンズで、手術の時期を遅らせる
円錐角膜という病気は、今現在ではメガネやソフトコンタクトレンズでは視力を上げることはできず、ハードコンタクトレンズでしか良好な視力が得られません。 角膜が変形しているため、やわらかいソフトコンタクトレンズでは屈折力を上げ…
続きを読む円錐角膜の患者さんの受診間隔
「次は、いつ来たらいいですか?」 時々、こういう質問をされます。 もちろん色々な見解があるでしょうが、円錐角膜という疾患では、3-4ヶ月ごとという間隔をおすすめしています。 円錐角膜の患者さんは、アトピー性皮膚炎やアレル…
続きを読むハードコンタクトレンズの未来
最近のHCL(ハードコンタクトレンズ)処方数はSCL(ソフトコンタクトレンズ)処方数に押され気味です。 特に、初めてコンタクトレンズをする人たちに対しては、日本では9割近くがソフトコンタクトレンズを処方しているというデー…
続きを読む花粉症の目薬
今回は、花粉症の目薬(点眼薬)について書いてみようと思います。 最近の花粉症点眼薬(処方薬)は、かゆみを抑えるだけでなく、「予防の効果」をしっかり持ったものが数種類出てきています。 こういう目薬(抗アレルギー薬)は、基本…
続きを読む聴覚障害の方の眼科受診
時々、聴覚障害の患者さまが受診されます。当院は、スタッフはじめ私もおしゃべりな性格なので、手が痛くなるほど書きなぐってしまいます。 聴覚障害の方にとっては、筆談が重要なコミュニケーションツールですので、出来るだけ多くのこ…
続きを読む子どもの眼科健診-外斜位-
先日、近所の保育園に、コロナで延期になっておりました眼科健診をするべく、行ってまいりました。 案の定、何人かの子には、この世の終わりかと思うような声で、ビヤァ〜💦といっぱい泣かれましたが、おりこうさんにちゃんと検査できた…
続きを読む院長の交代をしました
体調不良のため休診しておりました中山千里院長より、大澤万里医師へ院長交代をしました。今後ともよろしくお願い申し上げます。 大澤万里 新院長も円錐角膜の診療を10年以上経験しており、今までのRGPレンズ(ハードコンタクトレ…
続きを読むまぶたって大事なんです
CLの診察では、まぶたの状態ってとても大事だと思っています。 花粉症をはじめとしたアレルギー性結膜炎などは、すぐにCLフィッテイングに影響が出てきます。 特に円錐角膜のレンズフィッティングで問題になるのが、アトピー性結膜…
続きを読むスクレラルレンズの装用感
当院でも少しずつスクレラルレンズの処方が増えて来ました。 円錐角膜の患者さんがすべて満足できるかと言われると、必ずしもそうではないのですが、ハードコンタクトレンズがよく落ちる、ズレる、痛い、しょっちゅう傷が出来るというよ…
続きを読むいきいき100歳体操!
みなさ〜ん!100歳体操ってご存知ですか? 高知県から始まった自治体を中心とした体操なんですが、ちゃんとエビデンスのある体操として、私は患者さんから教えてもらいました。 尼崎市でも、最近力を入れておられるようで、最初は市…
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